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Shonan ERFor the patient
Report
患者、家族、仲間と感動を共有したい！
![[救急科専攻医3年目（2018年度取材時）]鱶口 清満](images/report06-person.jpg)
情熱を秘めた冷静沈着ER医
[救急科専攻医3年目（2018年度取材時）]
鱶口 清満KIYOMITSU FUKAGUCHI
- 出身地
- 熊本県 牛深市
- 出身校
- 熊本大学
- キャリア
-
平成26年 熊本大学卒 平成28年 湘南鎌倉総合病院 初期研修修了
常時落ちいているのが取り柄だと思っている九州男児です。
3歳の娘が「一番好きなのはパパ」と言ってくれるのが夢ですが、いまだに達成できる気配がありません（涙）
いくつになっても、レジデントと一緒に笑顔で診療できるＥＲ医を目指し、日々修練しております。
私のキャリアフロー
- 熊本県牛深市
出生 - 大阪大学
理学部
卒業 - 熊本大学
医学部
卒業 - 湘南鎌倉
総合病院
【初期研修】 - 湘南鎌倉
総合病院
ER
【救急科専攻】
-
理学部研究生活 ▶ 医学部再入学
熊本の田舎で生まれ育ち、高校から鹿児島で寮生活となり様々な土地から来た仲間と夢を語らいました。大阪大学では研究者になろうと日々実験に勤しんで楽しかったですが、もっと目の前の人に役立つ仕事がしたいなと思い、医学部に再入学しました。
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恩師の助言で 湘南鎌倉総合病院に就職
医者を志した時から救急医になる事は決めてました。恩師から、「初期研修は大事、これ以上できないと思える経験をできる所でやりなさい、湘鎌がいいんじゃない」と言われ、入職、気づいたら湘南ERで後期研修をしていました。人生そういうものです。
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湘南ERは決して断らない
日本一の救急搬送数、レジデントを戦士に変えるハードな研修。日本では数少ない真の北米型ERの救命センター。「FOR THE PATIENT」、「決して断らない」を合言葉に、24時間365日、新生児から高齢者、内科外科、産婦小児、マイナー、全て専従の救急医が診療しているERです。
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湘南鎌倉 初期研修医 ▶ 専攻医
初期研修の記憶は生存するのに精一杯だったのであまりありません。ほぼ耳学問でしたが、目前の事に身体が反応するようにはなりました。専攻医になり、世界的に標準的な診療は？と自分で考え調べられるようになりました。臨床上の疑問が大量に目の前に生じるのが湘南ERです。
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自身のバックグラウンド
幼少時、喘息で夜中によく救急受診しました。「医師は何でもみないといけない、いつも優しくしないといけない」大変な仕事だと感じて、医師という仕事は避けました。その後、愛する人にもどんな人にも直接役立つことができる素晴らしい仕事だと思い直し、医師となりました。
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感謝の気持ちを忘れない
医師になった以上、自分の限界まで患者さんと直接関わっていきたい。ERは「必要としてくれる患者さんがいる」からこそ成立しているという感謝を忘れず、いつもレジデントと共に楽しみながら診療を行っていきたい。診療・教育・研究を自ら実践し、医療現場の感動を世に発信していきたい。
私の病院ライフ
[am]5:30
起床
朝起きる時間は大体決めています。日中は時間がよめないときもあるので、基本的には朝の内にやるべき事は済ませます。静かな時間で集中でき、頭もすっきりしているので有意義に使います。
[am]8:00
朝食、勉強
本日は16時からの勤務なので、朝食を家族でゆっくり取った後、シニアカンファ(ER専攻医勉強会)の準備です。カンファでは、症例検討、ジャーナルクラブ、シミュレーショントレーニングなど行っています。毎週、まとまった勉強時間を確保されています。
[pm]4:00
ER勤務開始
ERは0～8時、8～16時、16～24時の3交代シフトです。湘南ERの夕方は他院からの紹介や仕事・学校からの帰宅タイミングで受診ラッシュです。素早い的確な診療を行うことが求められます。また勤務交代のタイミングでもあり、前勤務帯の引継ぎを行うと共に他診療科へのマネジメントを行う必要性があり、ER医としての資質を問われる勤務帯となります。
[pm]8:00
ER勤務中盤・初期研修医当直指導
湘鎌の初期レジデントは2年間、何科をローテーションしていても通年でER当直に入ります。ERという最前線で診療しながら、患者対応や診療能力に磨きをかけます。我々も一緒に診療しながら、質を担保し、互いにいかにして能力を高めていけるか日々模索しています。Teaching is the best way of studying!
[am]0:00
勤務終了・申し送り
ERは完全シフト制で、方針が決まった場合は次勤務者に引継ぎを行って帰宅可能です。自分の担当患者だけでなく、レジデントからの相談患者も含めて、アセスメント＆プランを的確に行う事が必要で、腕の見せ所です。私はできる限りその日の学びを研修医と共有する振り返りを行う事にしています。毎日が成長のチャンスです。
[am]2:00
就寝
帰宅して、その日わからなかったことや上手に教えることができなかったことを本を引っ張り出して調べます。
ソファでリラックスしながらやっているので、大体そのまま眠りに落ちてしまいますが、頭も身体もフル活動できており、かなりの熟睡です。おやすみなさい。
研修医へのメッセージ
湘南ER 専攻医研修の最大のメリットは、やる気にあふれたレジデントと共に最前線のERでたくさん診療できる事だと思います。
医師は患者さん以外から医療を学ぶ術はありません。時に患者さんがあふれ、混沌とする事もありますが、迅速かつ適切に決断していく能力はER医として必要です。High Volumeな受診、その中で高い質を保った診療を提供できる、他科の協力体制、
コメディカルとの働きやすさ、そのための環境が湘南鎌倉総合病院、湘南ERにはあります。
医療は感動に満ちています。そんな感動を一緒に湘南ERで共有してみませんか？
