Shonan ERFor the patient
Interview
救急医の素顔
長山 未来(Miki Nagayama)
2018.09.29救急医の素顔
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☆ Name: 長山 未来(Miki Nagayama)
☆ University: 埼玉医科大学 平成28年卒業
☆ Junior Resident: 湘南鎌倉総合病院 平成30年修了
☆ Birthplace: 千葉県
【1】 なぜ救急医になったの?
飛行機に乗っているときに「お医者様はいらっしゃいますか?」というドクターコールがあったときに、自信を持って手を挙げたいというのが、救急医を志望した純粋な気持ちです。
訴えの内容やその時の状況によらず、困っている人がいたときに、誰よりも早く手を差し伸べられる医師になりたいと思っています!
【2】 どんな医学生だったの?
部活は水泳部。毎日 紫色のジャージを着て生活し、バタフライを得意としていました。
学生時代は心臓血管外科医になりたくて、ドイツで1ヶ月 毎日心臓の手術を見学する実習も行いました。
実は、医学部6年生のときに湘南ERで1ヶ月間のクリニカルクラークシップ(病院実習)を行いました。
実際に問診をしたり身体診察をしたりして、上級医と方針をディスカッションした経験は 今でも活きています。
【3】 趣味は?
8歳からバイオリンを習っており、オーケストラに参加するのが趣味でした。
医師になってからはあまり練習できていないので、湘南ERオーケストラ部を作って練習を再開するのが夢です!
最近はスパめぐりにはまっていて、憧れの先輩である寺根先生や豊田先生とともに、当直明けでスパに行って 寝ながら健康的にダイエットをしています。
【4】 救急医になって悔しかったことは?
緊急度の高い症例に対して、自分の勉強不足や経験不足のせいで 介入が遅れてしまったときです。
「自分以外の誰かが診ていたら より良い結果になったんじゃないか」と思ってしまうことほど悔しいことはないです。
経験できる症例が豊富な湘南ERの研修ですが、それでもやはり 個人で経験する症例には限りがあります。
なので、毎週開催されているシニアカンファレンスで先輩に疑問をぶつけてみたり、自分の反省を仲間に共有したりするようにしています。
【5】 ロールモデルの救急女子は?
1年先輩の豊田真帆先生と、5年先輩の稲田悠先生です!
豊田先生は、向上心が強く、診療や研修に対する姿勢が誰よりも貪欲です。
でも、ただガツガツ診療するだけでなく、後輩の面倒見も良くて いつも熱心に教えてくれます。
そして、勤務外でも一緒にスイーツを食べに行ったりすると、いろんな相談に親身に応えてくれます。(ただし恋愛相談は除く!笑)
稲田先生は、総合内科を1年間研修し内科認定医を取得した後に、救急科専攻医研修を行った先輩です。
緊急内視鏡で重症の消化管出血を治療している姿には惚れてしまいそうですし、出産される直前まで活き活きと働いていた姿には「救急女子の鏡だなぁ」と憧れています。
【6】 湘南のおすすめスポットは?
パンケーキ屋さんなどのオシャレなカフェです!
鎌倉も近いので、当直明けにERの仲間とオシャレなカフェにパンケーキを食べに行くなど、積極的疲労解消法を実践してます!笑
<若手医師へのメッセージ>
同じ「救急医」でも、働き方は様々です。
ひとりで離島や僻地を支える救急医、高度救命救急センターでドラマティックな救命を目指す救急医、外来診療のプロとして誇り高く生きる救急医。
働き方は、人によって合う合わないがありますが、救急女子として大切なことは「楽しく働けているか」意識し続けることだと思います。
理想のライフワークバランス、成長のためのハードル、心許せる仲間。
将来のために「辛い仕事を耐える」のではなく、将来のために「やりがいのある仕事を楽しむ」ような働き方を目指してください!!